【ORASダブル】シンオウダービー マリルリエンテイ腹太鼓暗示構築【レート1747】
皆さんお久しぶりです!Kuniです(*´・ω・`)b
今回はPGL公認の「シンオウダービー」というダブルバトルの大会に参戦しました。
ざっくりルール説明(PGL内容コピペ)をしますと、
■開催期間
2016年7月22日(金)9:00~25日(月)8:59
■対戦ルール
【バトル形式】ダブルバトル
【使用できるポケモン】全国図鑑No.001?493のポケモン
ただし、ミュウツー、ミュウ、ルギア、ホウオウ、セレビィ、カイオーガ、グラードン、レックウザ、ジラーチ、デオキシス、ディアルガ、パルキア、ギラティナ、フィオネ、マナフィ、ダークライ、シェイミ、アルセウスを除く。
上記に加えて、カイリュー、バンギラス、ヒードランも使用できません。
本大会のレギュレーションは、ポケモンゲーム初の世界大会である「the 2008 Video
Game Showdown」と同様のレギュレーションとなります。
※3DSダウンロードソフト『ポケムーバー』を使って、DSソフト『ポケットモンスターブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2』から連れてきたポケモンを、そのまま使用することができます。
★くわしくは、後日公開されるレギュレーションページをご確認ください。
【バトルボックスに登録するポケモン】レベル1?100までのポケモン4?6匹
※レベル50を超えるポケモンは、対戦時に自動的にレベル50になります。
【どうぐについて】
この大会では、ポケモンに各種メガストーンを持たせることができません。
【1試合の対戦時間】最大30分
【対戦に出すポケモンの選択時間】90秒
【1ターンあたりの選択時間】60秒
【1日あたりの対戦可能回数】15戦
・・・という俗称「'08ルール」というものを採用したものでした。
当時は世界大会というものもダブルバトルというものも興味が無く、全く知らなかったのですが考察していくと色々なギミックが使えるし、メガシンカが出来ないということで新鮮さがあって非常に楽しんで構築を考えられたと思います。
では、早速ではありますが今回僕が使用した構築は以下のようになりました。
構築のコンセプトとしては、ひたすらマリルリで腹太鼓をするために周りで全力サポートしてマリルリ、自己暗示エンテイで上からボッコボコにする感じです!
以下、個別解説に移行します。
■個別解説■
●エンテイ
意地っ張り@ラムの実 プレッシャー
(A252 S252 H4)
せいなるほのお/しんそく/じこあんじ/まもる
→過去作でのポケモンが使用可能ということで採用したかった1匹。
聖なる炎の一貫性の高さ、優先度+2から殴れる、積んだマリルリと並べて自己暗示すれば無双できる突破力がありめっちゃ強かった。
今回ラムの実を持たせたのはダクホや胞子、電磁波がこの構築の中で1番飛んできたら困るポケモンで、
かつ、今大会ではモロバレルの存在がなかったので防塵ゴーグルのメリットもなかったのでこちらを採用。
実際エンテイに電磁波が飛んでくることが多く、何度も相手に絶望を与えることに成功しました。
調整は特になにも考えず(っというよりシングル流用個体で努力値振り直すのが面倒だったw)ASぶっぱ。
●マリルリ
意地っ張り@オボンの実 力持ち
(H180 A252 B4 D4 S68)
アクアジェット/じゃれつく/はらだいこ/まもる
→この構築の軸で、腹太鼓からアクアジェットを通して全抜きを狙います。
Sはちょっと多めに振って同族を意識し、またクレセリアからのトリックルームからの展開で無振り60族以上の上を取ることが出来る。
今回は水・フェアリーの範囲が通りやすく、また雨構築の流行も後押しされていたおかげで選出機会も多く、かなり活躍してくれました。
●ライコウ
臆病@シュカの実 プレッシャー
(H92 C164 S252)
10まんボルト/めざめるパワー氷/バークアウト/リフレクター
→高速からサポート出来る枠として採用しました。ガブリアス対策にシュカの実を持たせてリフレクター、めざ氷で対応。
あと、電気の一貫が高そうなことからメインに10万ボルト、サポート増強のためにバークアウトを添えて完成した。
この調整にすることによって普通のCSよりもかなり場持ちが良くなったので扱いやすかった。
●ハッサム
意地っ張り@こだわり鉢巻き テクニシャン
(H252 A252 D4)
バレットパンチ/とんぼがえり/はたきおとす/ばかぢから
→タイプ相性の補完性能や瞬間火力の優秀さから採用。
タイプ一致でフェアリーに打点のあるバレットパンチ、後ろのポケモンを無償降臨させるためSを振らない状態からの後攻狙いでトンボ返り、メガ石禁止で全体に通るはたき落とす、最後にカビゴンやラッキーの耐久ノーマルに通りやすい馬鹿力という技構成で落ち着いた。
範囲が広いという点ではへラクロスと迷った枠だったけど、優秀な先制技の有無によりハッサムの採用になった。(フェイント?知らない技ですねw)
●クレセリア
穏やか@タラプの実 浮遊
(H196 B86 D156 S70) ※めざ炎理想個体
サイコキネシス/れいとうビーム/てだすけ/トリックルーム
→五世代の頃に育成した個体をそのまま流用で調整先は忘れました。
主に雨構築意識とマリルリ全抜き展開の想定でトリックルームを採用し、雨のドクロッグに有効打のあるサイコキネシス、ガブリアスやカイリュー対策に冷凍ビームした。凍える風はS操作をする上では優秀だったが、火力に努力値を割いていないため2発で落とせない上にトリックルームとアンチシナジーを感じたので見送ることになった。
持ち物をタラプの実にすることで雨構築への場持ちを長くしてサポートに専念してもらうようにした。(たぶんHPの実数値が4nなのでこの個体の持ち物としてはオボンが一番相応しいのかもしれない…)
●トゲキッス
図太い@ゴツゴツメット 天の恵み
(H244 B252 S12)
エアスラッシュ/ねっぷう/マジックコート/このゆびとまれ
→鋼以外の物理と害悪(特にダクホドーブル)の対策で入ってきた枠。
この指止まれでマリルリが腹太鼓を積めるようにサポートし、少々運に頼るがトリル展開阻止で怯み狙いのエアスラッシュと鋼意識で熱風を採用した。
マジカルシャインについてはタイプ一致で無効にされないのは優秀だが、仮想敵がガブリアスや悪タイプでもう他で見れていると判断し、エンテイが選出出来ないことを考慮してこの技構成になった。
★基本選出 例★
・雨
先発:マリルリ、クレセリア
後発:ライコウ、ハッサム
初手マリルリは守って、クレセリアでトリル展開が理想。マリルリをライコウに変えて場を荒らしてからの展開もあり。
・トリル&ドーブルの絡んだ構築
先発:トゲキッス、エンテイ
後発:クレセリア、マリルリ
トゲキッスのエアスラッシュで強引に行動を抑えつつ、エンテイの聖なる炎で削っていく。仮にトリルされた場合はそれなりに動けるクレセリアとマリルリで場を整える。
・ガブサンダー等のスタンっぽい構築
先発:クレセリア、ライコウ
後発:マリルリ、エンテイ
追い風展開阻止のためにトリル要員のクレセリア、場を整えるためにライコウを先発にしてマリルリで詰めれるように立ち回る。
ここにマニューラが存在する場合はエンテイを先発にすることもある。
★結果★
30戦 24勝6敗
レート 1747 135位
★参考ブログ★
・【XYダブル】マリルリエンテイ~太鼓暗示グッドスタッフ~【大正義オフ優勝構築】 - リグナノブログ
・【全国ダブル】太鼓暗示エンテイ【第68回DEXオフ使用構築】 - はいぱーしゃんでぃあわー
★最後に★
この構築自体は色々と模索をしていた時にTwitterで某氏がXY終期に強かったマリルリエンテイの並びが使える…っという然り気無い一言を目にして「これだ!」と思って使うことになりました。
実際マリルリ、エンテイの強さもさることながら、ライコウやトゲキッスのサポート性能の高さもこの大会を通じて実感出来たのでかなりの収穫だったと思う。
次はイッシュファイナルというトリプルの大会なので、それに向けて調整していきたいと思います。
では、簡単ですがこれでシンオウダービーの構築記事を終わります。
最後までありがとうございました!