【ORASシングル】第4回 ふしくにオフ使用構築~レパドーの悪夢再び~
7月26日に私自身が主催しているオフ会で使用した構築と個体紹介を公開します。
今回は特別ルールとして事前に何名かにアンケートを取った中から多い30体のポケモンの使用を禁止としたシングル大会を行いました。
(30体の詳細については前記事参照ください)
個人の戦績は予選4勝3敗で不甲斐無い結果で予選落ちしました。
とにかく今回のルールはライコウ壁からの積みサイクル展開が強そうな環境で上から殴られた場合、すぐにタテられるのは避けたかったのでどのように対処するか悩んだ末、「じゃあ上から殴られる前に上から機能停止させればいいじゃんw」という血迷った発想からレパドー軸となった。
そして、この6世代からレパドー軸がもっとも天敵とされる「音技が身代わりを貫通して攻撃が出来る」という仕様になった上で、メガサーナイトのハイパーボイス、ウルガモスの虫のさざめきの対策は避けては通れないために裏の選出をバンギドリュとした。しかし、ここでさらに火炎玉ローブシンという壁にぶち当たりオフ会前夜まで残り1枠をギャラドスにするかフシギバナにするかでかなり悩んだ。
そして、最終的にあらゆる型のローブシン、カイリュー等を見れるトゲキッスを最後の1体として構築が完成した。
1 | 2 | 3 | 4 | もちもの | ボール | |
レパルダス | イカサマ | ねこのて | いばる | みがわり | たべのこし | ゴージャス |
ドーブル | ダクホ | ミラコ | ふきとばし | みちづれ | タスキ | タイマー |
メタモン | へんしん | - | - | - | スカーフ | ダイブ |
バンギラス | れいビ | もんじ | なだれ | でんじは | さらさら | モンボ |
ドリュウズ | じしん | アイへ | なだれ | つるぎ | ヨプ | ドリーム |
トゲキッス | エアスラ | はねやすめ | アンコ | でんじは | ゴツメ | ゴージャス |
以下、個別解説になります。
■個別解説■
●レパルダス♀(おやすみ…zz) 臆病 @食べ残し
特性:いたずらごころ
イカサマ ねこのて いばる みがわり
【実数値】161-×-102-×-73-147
【努力値】172-0-252-0-20-60 余り4
簡易説明
S最速81族抜き
HP 16n+1(食べ残し回復量10)
悪夢よ再び枠。なにも説明は不要だと思うが、嵌った時はかなり楽しい(ゲス顔)
今回催眠技の枠をダークホールにしたのは茸の胞子であると草ポケモン全般が嵌められなくなるからというのが最大の理由。草ポケモンの他にも特性粉塵にも通りやすくなるのが大きかった。
ただ、胞子よりも命中は安定しない(命中80)ので途中数回外して発狂していたのでどちらを使うかは一長一短である。
爪とぎ+叩き落とす という技構成にしてレパルダス自身の打点を底上げしつつダクホの命中を上げる型も考えたが、この場合、相手が起きた瞬間にすぐに攻撃を被弾するのでパルシェンやヘラクロスにワンチャン残せる威張るを採用し、最悪レパルダスが落ちても後続のメタモンで全抜きが期待出来るので従来の型に落ち着いた。
●ドーブル♂(U・w・U) 臆病 @襷
特性:マイペース
【実数値】159-×-55-×-69-139
【努力値】228-0-0-0-28-252
簡易解説
S最速
HP 16n-1
片割れ。こいつが居ないとレパルダスが機能しないので大事。
ただ、技構成については色々失敗した。まず、ミラコよりカウンターの方が使用する場面が環境的に多かったのと、積みリレー系が多いと判断していたなら変身を採用した方がよかったと思った。あとは、襷より遥かにスカーフ持たせてトリックで押し付ける戦略の方が嵌め性能が高くなるのでそっちの方が良かった。
メタモンとドーブルについては持ち物を逆にした方が強い(戒め)
●メタモン(へ~んたいw) 穏やか @スカーフ
特性:変わり者
へんしん
【実数値】155-×-×-×-×-×
【努力値】252-0-0-0-252-0
簡易解説
HP最大
D>B ダウンロード対策
めざパ ドラゴンw
レパドー軸の最後の1体として安定して入ってくる枠。前述のレパルダスが突破されたときの秘密兵器として積みまくった相手に変身して1.5倍の速さで殴りかかる。
でも、実際はスカーフのせいで技が固定になって融通が利かなかったり、相手の火力より耐久の方が良過ぎて返しでぶん殴られて倒れていい所なしだったので総体的に襷を持たせた方が汎用性が高かったと後悔。
●バンギラス♂(りゅうまい♪) 臆病 @さらさら岩
特性:砂起こし
【実数値】175-138-131-147-120-124
【努力値】0-0-4-252-0-252
レパドーメタモンで重いウルガモス、パルシェン等に強く出せる裏選出としてバンギラスを採用した。構築の関係上、メガシンカできるポケモンがこいつのみでNNを「りゅうまい」にすることでメガ竜舞型を漂わせることが今回の肝。
つまり偽装に偽装を重ねた偽装ってことですわ(理解不能)
実際に選出したときの電磁波はかなり意表を突けて、良い感じに起点作り要員として働いてくれたと思います。
●ドリュウズ♂(キミはひるむ) 意地っ張り @ヨプの実
特性:砂搔き
【実数値】185-205-92-×-85-129
【努力値】0-252-92-0-0-164
簡易解説
S 砂搔き時、最速スカーフガブリアス抜き調整のドリュウズ抜き
A211ローブシン 根性発動ドレインパンチをヨプ込みで確定耐え
裏選出のエース。なかなかの火力に砂搔き状態では異常な速さ、そしてそこそこ広い技範囲を持ってそこそこな耐性・耐久を持ち合わせている化け物。
何より強いのは確定で落とせない相手でも怯み技でワンチャンを残せるのが大きい。
今回思った以上にバンドリ構築を使っている人が多く(16人中 自分を含めて4人)、ミラーをそこまで厚く見ていなかったのでSの関係で極力ドリュウズ対面を避けながら立ち回っていた。
記憶に無いほどオフ会内では怯ませることが無かったのは使用者の仕様であるが、ヨプを持たせたことによってか試行回数が多くなりました。
特性:天の恵み
エアスラッシュ はねやすめ アンコール でんじは
【実数値】191-×-161-141-136-101
【努力値】244-0-252-4-4-4
簡易解説
ここを参考にしました(無断転載)
http://right-pokemon.blog.jp/archives/1016828389.html
全体を通してこのルールで恐らく多くなるであろうと推測していたローブシンがかなり重くなったのでトゲキッスが入った。
HBに多く振ることで多くの物理アタッカーに居座りやすくなり、積み相手には電磁波→アンコ で流れを掴みやすく期待通りの活躍を見せた。
しかし、Sがかなり抑えめな配分になってしまったために本来有利なフシギバナに対して先制で眠り粉を撃たれた場面があったので、もう少しこのルールを意識した配分にすれば良かったと思った。
以上の6体を使用しました。
6世代からレパドー軸が音技の貫通や眠りターンの仕様変更等の影響でかなり動きにくい環境になったので、逆に使う人が居ないと判断し、対策を切ってくる人が多いと踏んだのだが現実はそんなに甘くなかったみたいですねw
自分主催のオフ会で予選を抜けられなかったのは初めてでかなり悔しい思いをしたので次回はもう少し頑張っていこうと思う。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
質問等ありましたら @1224_kuni までお願いします。
ほな、またな~