不思議の国(Kuni)ダネ

ポケモンのオフ会のことや構築なんかをメインに書くよ。

【S11~13使用構築】害悪こそ我が魂っ!?純正分身バトンThe LAST

お久しぶりです。Kuniです。
 
 

f:id:KuniTAKA:20190220170009p:plain

 
 
 
 
 
 
 
S13お疲れ様でした。(今更w)
 
 
少々遅れてしまいましたが、S11~13ぐらいまで使用していた構築を公開したいと思います。
使用構築は今までと変わらず「分身バトン」になります。
 
 
 
今回は結果も残せてないし、S9か差ほど変化も無いのでほぼ前回の記事のコピペですのでざっくりと紹介したいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
【個別解説】
 
 
 
 
フーディン@フーディナイト
 

f:id:KuniTAKA:20180516073218p:plain

 
性格 :おくびょう
 
 
 
特性 :精神力→トレース
 
 
 
実数値 :159-×-94-203-126-207(メガシンカ時)
 
 
 
努力値 :228-0-68-60-4-148
 
 
 
技構成 :サイコキネシス、リフレクター、電磁波、挑発
 
 
 
 
調整意図
 
 
H-B:
・ABミミッキュ(A実数値140)のA2↑影うち低乱数1発(6.2%)
 
 
H-D:
・控え目C特化レヒレのドロポンミズZ低乱数1発(6.2%)
・C182非メガのゲンガー(臆病C252振りのタスキゲンガー)のシャドボ確定耐え
 
 
S:
 
素早さ実数値207
 
最速135族抜き抜き
 
 
 
 
起点作り要員。
前回まではラティオスと2体で起点作りをしていたが、フーディンで一任させることになった。
 
 
理由としては、
・単純にラティオスを選出する機会が少なくなったため
 
・大体の相手の上から行動が出来るため
 
・トレースで変幻自在や加速、蓄電など有用な特性を奪える
 
 
 
 
大きな理由としてはこの辺りだと思う。
 
 
S9の技枠でエナジーボールからS11以降からリフレクターに変更した理由としては、最近多くなってきたレヒレグロスという並びに対してミストフィールドによる状態異常がばら撒けなくなった状態でメタグロスが出てきた場合、何も起点を作れずにフーディンが倒れてペンドラードーブルが対面した時に一蹴されることが多くなり、
色々考えた結果、メタグロスの攻撃をほぼ確実に1発を受けられるリフレクターになった。
またこの技を採用したことによって、挑発のないミミッキュをある程度起点にしやすくなったのも大きかった。
 
 
 
 
 
 
 
ペンドラー@フィラの実
 
 

f:id:KuniTAKA:20180516073404p:plain

 
性格 :わんぱく
 
 
 
特性 :加速
 
 
 
実数値 :165-121-154-×-90-135
 
 
 
努力値 :236-4-244-0-4-20
 
 
 
技構成 :地獄突き、影分身、バトンタッチ、身代わり
 
 
 
 
調整意図
 
 
H-B:
・ほぼぶっぱ(B :11n)
 
 
S:
 
最速70族抜き
 
1加速で130族抜き
 
 
 
フーディンで起点作成が出来たら状況に応じて分身かひたすら痺れるまで身代わりをしてエースに繋げるお膳立てをする。
同じ分身バトンでバシャーモが存在するが、それをペンドラーでする利点をいくつか挙げていくと、
 
 
 
・素早さの種族値が高いため(112族)努力値を大幅に耐久に振れる。
 
 
・水タイプが弱点でないためゲッコウガの水手裏剣でうっかり倒されることがバシャーモより圧倒的に少ない。
 
 
・地獄突きを習得したことによってバトン構築の天敵である吠えるや滅びの歌、泡沫のアリアを2ターンの間不発にすることが出来る。
 
 
・フェアリー技に耐性がある(この構築は特にミミッキュでほぼ壊滅するため非常に大事)。
 
 
 
 
 
 
大体上記の理由からペンドラーが分身バトン要員としてバシャーモに勝っている点だと思う。
 
 
よくあるバトン失敗例としては分身することに固執しすぎて身代わりが残せる余裕がなく、やむを得ずにバトン先に繋げたところから相手に読まれてZワザで葬られるパターンがある。
状況によっては回避よりも身代わりを残すことの方が大事な局面も多い。
あと、身代わりが残せる体力がギリギリの場合に相手のポケモンの先制技も意識しながらバトンタッチを押すタイミングを見計らうことも非常に大事。
(特に影うちを持っているミミッキュギルガルドバレットパンチを持っているハッサムメタグロス等との対面の場合)
 
 
 
ドーブル@メンタルハーブ
 
 
 
 
性格 :おくびょう
 
 
 
特性 :ムラっけ
 
 
 
実数値 :131-×-87-×-65-139
 
 
 
努力値 :4-0-252-0-0-252
 
 
 
技構成 :根を張る、小さくなる、身代わり、バトンタッチ
 
 
 
調整意図
 
 
B:
ぶっぱ
 
S:
ぶっぱ
 
 
 
 
分身バトン構築としては第2のバトン要員としてテンプレ化しつつあるポケモン
 
この構築を使っていて1,2を争うほどの天敵と言えばカバルドンってポケモンである。
 
 
 
 
 
今までだとせっかく分身しても吹き飛ばされて全てを崩されるパターンが多く、少し前までは挑発オニゴーリで対策をしていたが、そうすると重いポケモンが極端に多くなり本格的に運に頼りきった対戦ばかりで時間も掛かる上、立ち回りがかなり不安定だった。
そこでカバルドン等に吹き飛ばされる事無く、起点にできる根を張るドーブルの採用になった。
 
またドーブルの選出についてはカバルドンだけではなく、ドーブルより遅い相手から挑発を受けた際にメンタルハーブで1度リセットさせて、次のターンにエーフィやジャラランガにバトンを繋げてマジックミラーで跳ね返したり、Z腹太鼓で挑発無視しながら積むことが可能になったりとペンドラーとはまた別の可能性を広げられたんじゃないかと思う。
あと、地味に霊タイプが無効のため相手が影うちをしてくるタイミングでドーブルを無償降臨しながらムラっけを発動させたり出来るのも起点作り要員のフーディンとの補完が良かったと思う。
 
 
すごく便利だったけどもう少し耐久種族値が欲しいw
 
 
 
 
 
 
ジャラランガ@ノーマルZ
 

f:id:KuniTAKA:20180516073558j:plain

  
 性格 :ようき
 
 
 
特性 :防音
 
 
 
実数値 :151-162-145-×-125-150
 
 
 
努力値 :4-252-0-0-0-252
 
 
 
技構成 :ドレインパンチ地震、腹太鼓、身代わり
 
 
 
調整意図
 
 
A:
ぶっぱ
 
 
S:
ぶっぱ
 
 
 
 
分身バトンエースに於いて、今では無くてはならないほど採用されるようになった相棒枠。
 
 
分身バトンから身代わりを残しながら腹太鼓をして全抜きを狙う。
身代わりで削られたHPは腹太鼓Zをすることで身代わりを残しながら安定して積めることが可能になったので実質ジャラランガZよりも爆発的な火力と回避上昇による擬似的な耐久保持が可能となった。
また、腹太鼓をしたしている状態からZを消費していなければ再度腹太鼓ZをすることでHPだけ全回復が出来るので最悪のケースで呪い等でHP管理が難しい状況でも立ち回り次第でワンチャンを狙える芸当も出来る。
 
S7の時から調整は全く一緒の陽気ASぶっぱ。正直加速から繋げるなら意地っ張りでもいいが、腹太鼓を積んだ時の乱数のずれがそこまで気にならなかったのでバトン展開が失敗した時に上から殴れることをワンチャン狙うつもりで最速にしている。
(具体例とすれば、最速カプ・レヒレに黒い霧をされたとしても身代わり+腹太鼓が出来るHPがあれば無理やりA6段階上昇してから同速勝負に持ち込めるがこれは本当に足掻き程度の想定)
 
 
 
技構成については、ドレインパンチと身代わりと腹太鼓は確定。
残りの1枠は燕返しアイアンヘッド、岩雪崩なんかが候補に挙げられるが今回も地震を採用することになった。
理由としては構築単位で非常に相手のフェアリーや霊タイプのポケモンを呼ぶ。その中でも最も仮想敵にあたるギルガルドに対してキングシールドによる接触を防ぐことでA下降を避けると同時にドレインパンチとの範囲の広さを最も広げられるということで上記の技構成となった。
 
 
 
エースとしての遂行速度が非常に速いのでこのポケモンを選出出来るときは気持ちよく勝てることが多かった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆ピクシー@食べ残し
  

f:id:KuniTAKA:20180516073711p:plain

 
 
性格 :ずぶとい
 
 
 
 
 
 
実数値 :201-×-137-115-110-82
 
 
 
努力値 :244-0-252-0-0-12
 
 
 
技構成 :アシストパワー、チャージビーム、月の光、身代わり
 
 
 
 
調整意図
 
 
H-B:
・ほぼぶっぱ
 
 
 
S:
 
+3で最速135族と同速
 
 
 
 
ペンドラーバトンで繋げるエースその2。
 
 
この構築ではもはや語ることがない呪いミミッキュキラー。
バトン対策を呪いだけに依存している構築には強いがこのポケモンの弱みはエースとしての遂行速度があまりに遅いこと。
唯一の積み技であるチャージビームの命中が90%、C↑1が70%の確率で上昇することを考えると思っている以上に遂行速度が遅い。
1番手取り早いのは技構成を変えることだが、いい案が思いつかないので誰か考えてw(他力本願)
 
…っていうのが、S9までのコピペで実際現環境ではこれでバランスが取れてると思うのでいじる必要はないと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆エーフィ@ウイの実
 

f:id:KuniTAKA:20180516073813p:plain 

 
 
性格 :ずぶとい
 
 
 
特性 :マジックミラー
 
 
 
実数値 :168-×-121-151-116-136
 
 
 
努力値 :220-0-236-4-4-44
 
 
 
技構成 :アシストパワー、朝の日差し、瞑想、身代わり
 
 
 
 
調整意図
 
 
H-B:
ミミッキュ(A実数値156)のぽかぼかフレンドタイム確定耐え(82.1〜97.0%)
メガバシャーモ(A実数値233)のフレアドライブ確定耐え(77.3〜91.6%)
メガミミロップ(A実数値188)の猫騙し+恩返し確定耐え(21.4〜25.5% +
53.5〜63.0%)
パルシェン(A実数値161)のA↑2氷柱針をウイの実込みで急所非考慮で確定耐え
(1発が23.2〜27.3%(最大136.5%)でエーフィのHPを150%として計算)
※2発以上急所に当たると耐えない
 
 
C:
・あまり
 
 
 
D:
・あまり
 
 
S:
 
最速70族抜き抜き
 
 
 
 
ペンドラーバトンから繋げるエースその3。
 
 
ここまでで対応しきれない吹き飛ばし、挑発等を受け流して逆に瞑想を積む機会を作って全抜きを狙う。
 
よくカプ系列(コケコ、テテフ、レヒレ)に対してZワザをされないように立ち回る前提(身代わりや分身を散らつかせながら)でペンドラーでバトンを繋げ、相手の挑発を跳ね返して瞑想をするパターンが多かった。
それらの補助技をまとめて回避出来る点では非常に評価が高かったが、ウェポンがアシストパワーしかないのである程度能力を上げないと火力が乏しい点や最近流行っている「カバマンダガルド」みたいな並びやカバ+ミミッキュが共存している構築なんかと出会すとホントに運良く躱し続けないと厳しい局面が多々発生した。
また、選出画面段階からギャラドスゲッコウガが存在している時点でメガギャラドス、激流ゲッコウガの可能性も考えなければならず、非常に頭を抱えさせられた。
 
以上のことから最近この枠についてはバトンに依存しない単体性能の高いポケモンに差し替えてもいいと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【選出パターン】
 
 
フーディン + ペンドラー + 刺さってそうなエース
 
フーディン + ドーブル + 刺さってそうなエース
 
ペンドラーフーディン + 刺さってそうなエース
 
 
 
ほとんどの対戦は上記2つの選出パターン。
最後の3つ目の選出パターンは主に構築で重いフェローチェ入りに対して初手ペンドラーを投げる事が多かった。
 
エース枠は天候や滅び等で突破を狙ってくる構築にはジャラランガミミッキュが呪いを仕込んでそうな構築に対してはピクシー、挑発持ちや吹き飛ばしがありそうな面倒な相手が多い場合はエーフィといった感じ。
体感比率では、
(ジャラ4) : (ピクシー4) : (エーフィ2)
 
って感じだと思う。
 
 
環境で更に多くなったオニゴーリの対策として呪い搭載ミミッキュが更に多くなった影響でピクシーの選出が多くなり、また激流ゲッコウガの急増によってアシストパワーのみのエーフィの選出を躊躇わせたのもあった。
 
 
 
 
 
 
【戦績】
 
 
 
シーズン13
 
・ホモのけしん(メイン)
最高 / 最終  : 1905 / 1905
 
 
 
・TAKA(サブ)
最高 / 最終  : 1852 / 1803
 
 
 
 
 
 
苦手な相手とか全体の総括とかはまた時間を見て追記していこうと思います。
 
 
質問等ありましたらこの記事にコメント、またはTwitter(@kuni_dane001)にお気軽に連絡ください。
 
 
 
 

【コラム的な】分身ペンドラーが対面したくないポケモン10選

f:id:KuniTAKA:20180516073404p:plain< かわせば良くね?

分身ペンちゃんが対面したくないポケモン10選
あくまで主観です。他の分身界隈の方々とは個人差があるので予めご了承ください。
 
 
 
こいつが出てきたら吹き飛ばしで全てを無に返させられるので無理。
まずカバルドンが見えたら今の分身界隈は裏選出に切り替えるか、根を張る。
 
挑発、黒い霧、Zハイドロポンプとやられたらきついのが豊富。
分身バトン構築に出て来るこいつはほぼこの辺の技を持ってる。
 
遅いテテフ(スカーフ以外の個体全部)は大体挑発を持ってることが多いので身代わり出来なくなった瞬間に56される。
この前スキルスワップっていう技されてボコボコにされた。
 
自身満々にペンドラーの前に出現したらハイパーボイスを撃って来るのかと思ったら恩返しや捨て身だったりでややこしい。
不用意に地獄突きも出来ないので身代わるか突くかは当てつけで決めるしかない。
 
一緒に加速してくるやばいやつ。最速だった場合、4加速目ぐらいから追い抜かれて本当の博打になるので駆け引きがとてもシビアになる。
 
呪いは後続にピクシーさえ添えていれば問題ないが、時々挑発やトリックルームを絡めてくるのもいるのでかなり困惑する。
はやくこいつを弱体化させろ
 
さわぐ+Zさわぐ で究極の択を迫られる。ペンドラーバトンに堂々と出て来るポリゴンZは十中八九この型だから対面したらいつも頭抱えてる。
 
●メガハッサム
剣の舞からのバレットパンチで積む隙を与えないのですごく運が良くないと勝てないイメージ。
 
お前も速くなるとか聞いてないんですけどw(トレース)
 
黒い霧は厄介だがバトン先によってはなんとか出来る可能性があるが、毒菱持ちは短期戦で落とさないときつくなる。
 
 
 
 
 
 
たぶん考えたらもっと出て来るだろうけど、とりあえず対面したくないのはこんな感じ。
参考にしないでください。僕が4にます。

【S9 最高2028】これぞ純正っ!? 極限分身バトン【2ROM2000到達構築】

 

 

お久しぶりです。Kuniです。

 

 

 

 

S9お疲れ様でした。


今期はかなりインフレが進んでいたらしく、2100や2000勢がかなり多いシーズンとなりました。

そんな私も運がよく今期目標にしていた「2ROM レート2000」を達成することが出来たので非常に意義あるシーズンだったと思います。

 

さて、そんな私の構築は相変わらずペンドラーを使った「分身バトン」でした。
USM環境から分身バトンという構築がオニゴーリや催眠ゲンガーに並ぶ『害悪』というジャンルに位置付けられるようになって、かなり対策される部類になった中でこのような結果を出せたのは非常に嬉しいです。

 


前置きはこれぐらいにして、S7から構築についてはほぼ変わったところはありませんが前回の記事よりも少し掘り下げて解説等をしていこうと思いますので最後まで見て頂けると幸いですm(_ _)m

 

 

 

 

使用構築はこんな感じです。

 f:id:KuniTAKA:20180516072922p:plain

 

 

 

 

 

 


(以降から常体で書いていきます)

 

まず、構築経緯から分身バトン構築を使うにあたって分身要員の「ペンドラー」。
そして、ペンドラーから繋げる際に主にメガゲンガー の滅びの歌で詰まないために「防音ジャラランガ」、ミミッキュの呪い対策で「マジックガードピクシー」、ペンドラーが分身をするための起点作成をする「ラティオス」。

 

この4体は今となっては分身バトンを使うのに最もスタンダードな並びとなった。

 

残り2枠は何を重きとして見るか、またどういった勝ち筋を残すかで個人の結論が分かれると思う。

 


私の場合は、まずラティオスで起点作成が難しいと選出画面から判断した場合のそれらに強く出られる「第2の起点作成要員」とジャラランガ&ピクシーでも対応しきれないバトン対策をしてくるポケモンに対してある程度強く出られる「第3のエース枠の確立」とこの2体を補完として採用するのが良いと考えた。

 

S7、S8では第2の起点作成要員としてアーゴヨンとフェアリー全般に強く出られるドリュウズ を採用していた。(ドリュウズの詳細についてはS7構築記事を参照ください)

しかしドリュウズにも当然いくつかの欠点があり、まず1番厳しいのは初手ゲッコウガに非常に弱いこと。

最近更に数が増えてきたことによって初手から繰り出されるとドリュウズ でもラティオスでもかなり厳しい戦いを強いられる。
これを解消するにはどうすればいいかと考えた時にゲッコウガより速いポケモンで叩けばいいという結論になり、そこからラティオス同様に最低限麻痺を撒いてうまくペンドラーに繋げられるようなポケモンを模索するところから始まった。

そして、S8の上位陣の構築記事を漁っていたらやんこぽけさんの構築記事にあったメガフーディンに着目した。
この構成ならゲッコウガも然り、ギミック構築の天敵であるカバルドンカプ・レヒレにも対抗出来る素質があったので今期ドリュウズ と差し替えて使用することにした。
実際に非常に使い勝手が良く、今まで愛用していたラティオスに引けを取らない選出率で勝利に貢献してくれた。


そして、第3のエース枠としてはS7から引き続き吹き飛ばしや挑発に耐性のある「マジックミラーエーフィ」を採用した。

 

 

 

では、以下から個別解説にうつる。

 

 

 

 

 

【個別解説】

 

 

 

ラティオス@ハバンの実(メンタルハーブ)

 

f:id:KuniTAKA:20180516073058p:plain 

 

 

性格 :おくびょう

 

 

 

特性 :ふゆう

 

 

 

実数値 :187-×-100-×-131-178

 

 

 

努力値 :252-0-0-0-4-252

 

 

 

技構成 :おきみやげ、でんじは、吠える、サイコキネシス

 

 

 

調整意図


H-B:

A197メガボーマンダのスキン捨て身タックル高乱数耐え(85.5~101.0%)

 

H-D:

C200カプ・テテフムーンフォース中乱数耐え(87.7~103.7%)

C179アーゴヨンの流星群Zをハバンの実込みで確定耐え(81.8〜96.2%)


C:

157-163ドヒドイデサイコキネシスで確定2(61.1~72.6%)

155-101メガバシャーモサイコキネシスで高乱数1(98.0~116.1%)

 

S: 最速

 

 

 

起点作り要員その1。

 

 

状況に応じて電磁波と置き土産で自主退場をしてペンドラーまで繋げるのが基本。


分身バトンのラティオスを運用する上で電磁波+置き土産は確定。
吠えるは主に突っ張って積んでくる相手に対しての切り替えしや最速メガボーマンダラティオスの上を取って身代わりで電磁波を躱してきた時の起点回避のために採用。
サイコキネシスは主にドヒドイデバシャーモメガゲンガーへの牽制のため採用のつもりだったが、これらの仮想敵に攻撃を当てるよりも相手の挑発を受けたときのわるあがきにならないための手段として使っていたことの方が多かったので全部補助技にしてもいいと思った。

また起点作り要員として新しくフーディンを採用したことによってアーゴヨンが初手から来ることが少なくなり、ハバンが活きてくる場面がスカーフ龍の不意の流星群ぐらいしかなくなったので後半から挑発持ちにも強いメンタルハーブに変更した。

耐久面も素早さも数値的にかなりギリギリで火力に割ける余裕が無かったので配分はこれで完成されていると思う。
レート帯が高くなるに連れて行動パターンを読まれるようになって選出が少なくなってきた。

 

 

 

 

 

フーディン@フーディナイト

 

 

f:id:KuniTAKA:20180516073218p:plain

 

 

性格 :おくびょう

 

特性 :精神力→トレース

 

実数値 :159-×-94-203-126-207

 

努力値 :228-0-68-60-4-148

 

技構成 :サイコキネシスエナジーボール、電磁波、挑発

 


調整意図


H-B:
・ABミミッキュ(A実数値140)のA2↑影うち低乱数1発(6.2%)


C:
・エナボ2発でH252D4残飯レヒレを残飯込み超高乱数で突破(急所非考慮で突破率98.0%)

・エナボ2発でH252D4スイクンを超高乱数2発(98.8%)
・トレースによる変幻自在補正無しでD4振りゲッコウガをエナボで確定1


H-D:
・控え目C特化レヒレのドロポンミズZ低乱数1発(6.2%)
・C182非メガのゲンガー(臆病C252振りのタスキゲンガー)のシャドボ確定耐え


S:

素早さ実数値207

最速135族抜き抜き

 


起点作り要員その2。


調整はやんこぽけさん(@yanko_poke )のブログから拝借しましたのでこちらを参照してくだい。

 


今回ドリュウズからフーディンへ変更した理由としては2点ある。

1点目としては、この構築で特に弊害であるカプ・レヒレカバルドンの展開阻止である。
以前のドリュウズでの採用の場合だとこれらのポケモンには基本起点を作ろうとしてもレヒレには挑発、黒い霧。カバルドンには吹き飛ばしや欠伸なんかでうまく展開阻止をされるため個人的な結論としてはつのドリルで突破するのが最善であった。
しかし、現環境その2体はシングルに於いて非常に多く見かけるポケモンであるためにこんな不安定な立ち回りを毎試合うまくいくわけもなく、このままではいけないと思い新しい起点作り要員を模索していたときにこのフーディンにたどり着いた。

ヒレカバルドンへの対面性能を上げつつ、電磁波+挑発を持たせることによってほとんどの相手に柔軟に対応することが可能になった。


2点目としてはゲッコウガに強くなったところである。
今までの起点作り要員だと大体がゲッコウガの上を取られて何かしらの技を受ける前提の立ち回りしか出来ず、不安要素が残っていたが、フーディンにすることで大体のゲッコウガを突破または起点を作ることが可能となった。

特性についてはメガシンカ前が精神力なのは、主にミミロップと対面した時に猫騙しから入ってくる相手に対して奇襲を掛けられるためである。ただ、相手のメガ前の特性も柔軟の可能性があるのでそこは注意して立ち回る必要がある。

 

 

 

 

ペンドラー@フィラの実(推奨)

 

 

 

f:id:KuniTAKA:20180516073404p:plain

 

 

性格 :わんぱく

 

特性 :加速

 

実数値 :167-120-152-×-89-135

 

努力値 :252-0-236-0-0-20

 

技構成 :地獄突き、影分身、バトンタッチ、身代わり

 


調整意図


H-B:
・ほぼぶっぱ


S:

最速70族抜き

1加速で130族抜き

 

この構築の絶対選出枠。
ジャラランガと同じぐらいには相棒枠だと思っている。


ラティオスorフーディンで起点作成が出来たら状況に応じて分身かひたすら痺れるまで身代わりをしてエースに繋げるお膳立てをする。
同じ分身バトンでバシャーモが存在するが、それをペンドラーでする利点をいくつか挙げていくと、

 

・素早さの種族値が高いため(112族)努力値を大幅に耐久に振れる。


・水タイプが弱点でないためゲッコウガの水手裏剣でうっかり倒されることがバシャーモより圧倒的に少ない。


・地獄突きを習得したことによってバトン構築の天敵である吠えるや滅びの歌、泡沫のアリアを2ターンの間不発にすることが出来る。


・フェアリー技に耐性がある(この構築は特にミミッキュでほぼ壊滅するため非常に大事)。

 

 


大体上記の理由からペンドラーが分身バトン要員としてバシャーモに勝っている点だと思う。


持ち物については半分回復きのみが無難であるが、持たせるなら「フィラの実」を推奨したい。
理由としては起点を作った直後、1加速状態で相手がスカーフロトムを繰り出してきた際にペンドラーで身代わりを残せていなかった時にそのまま上からスカーフトリックを押し付けられて展開阻止をされた場合に大体のロトムがきのみを発動して混乱自傷でワンチャン拾えるようにという展開も考えて持たせておくと役に立つときが来ると思う。
ただ、余程のプレミでないとそういうミスはないと思うので混乱にさえならなければどれでもいいと思うw

 

 

 

 

 

ジャラランガ@ノーマルZ

 

 

f:id:KuniTAKA:20180516073558j:plain

 


性格 :ようき

 

特性 :防音

 

実数値 :151-162-145-×-125-150

 

努力値 :4-252-0-0-0-252

 

技構成 :ドレインパンチ地震、腹太鼓、身代わり

 

調整意図


A:
ぶっぱ


S:
ぶっぱ

 


ペンドラーバトンから繋げるエースその1。


もはや分身バトンにはなくてはならない存在になってきたと言っても過言ではない。


分身バトンから身代わりを残しながら腹太鼓をして全抜きを狙う。
身代わりで削られたHPは腹太鼓Zをすることで身代わりを残しながら安定して積めることが可能になったので実質ジャラランガZよりも爆発的な火力と回避上昇による擬似的な耐久保持が可能となった。
また、腹太鼓をしたしている状態からZを消費していなければ再度腹太鼓ZをすることでHPだけ全回復が出来るので最悪のケースで呪い等でHP管理が難しい状況でも立ち回り次第でワンチャンを狙える芸当も出来る。

S7の時と調整は全く一緒の陽気ASぶっぱ。正直加速から繋げるなら意地っ張りでもいいが、腹太鼓を積んだ時の乱数のずれがそこまで気にならなかったのでバトン展開が失敗した時に上から殴れることをワンチャン狙うつもりで最速にしている。
(具体例とすれば、最速カプ・レヒレに黒い霧をされたとしても身代わり+腹太鼓が出来るHPがあれば無理やりA6段階上昇してから同速勝負に持ち込めるがこれは本当に足掻き程度の想定)

 

技構成については、ドレインパンチと身代わりと腹太鼓は確定。
残りの1枠は燕返しアイアンヘッド、岩雪崩なんかが候補に挙げられるが今回も地震を採用することになった。
理由としては構築単位で非常に相手のフェアリーや霊タイプのポケモンを呼ぶ。その中でも最も仮想敵にあたるギルガルドに対してキングシールドによる接触を防ぐことでA下降を避けると同時にドレインパンチとの範囲の広さを最も広げられるということで上記の技構成となった。

 

エースとしての遂行速度が非常に速いのでこのポケモンを選出出来るときは気持ちよく勝てることが多かった。

 

 

 

 

 

◆ピクシー@食べ残し

 

 

f:id:KuniTAKA:20180516073711p:plain

 

 

性格 :ずぶとい

 

特性 :マジックガード

 

実数値 :201-×-137-115-110-82

 

努力値 :244-0-252-0-0-12

 

技構成 :アシストパワー、チャージビーム、月の光、身代わり

 


調整意図


H-B:
・ほぼぶっぱ

 

S:

+3で最速135族と同速

 


ペンドラーバトンで繋げるエースその2。


この構築ではもはや語ることがない呪いミミッキュキラー。
バトン対策を呪いだけに依存している構築には強いがこのポケモンの弱みはエースとしての遂行速度があまりに遅いこと。
唯一の積み技であるチャージビームの命中が90%、C↑1が70%の確率で上昇することを考えると思っている以上に遂行速度が遅い。
1番手取り早いのは技構成を変えることだが、いい案が思いつかないので誰か考えてw(他力本願)

 

 

 

 

 

◆エーフィ@ウイの実

 

 

f:id:KuniTAKA:20180516073813p:plain

 

 

性格 :ずぶとい

 

特性 :マジックミラー

 

実数値 :168-×-121-151-116-136

 

努力値 :220-0-236-4-4-44

 

技構成 :アシストパワー、朝の日差し、瞑想、身代わり

 


調整意図


H-B:
ミミッキュ(A実数値156)のぽかぼかフレンドタイム確定耐え(82.1〜97.0%)
メガバシャーモ(A実数値233)のフレアドライブ確定耐え(77.3〜91.6%)
メガミミロップ(A実数値188)の猫騙し+恩返し確定耐え(21.4〜25.5% + 53.5〜63.0%)
パルシェン(A実数値161)のA↑2氷柱針をウイの実込みで急所非考慮で確定耐え
(1発が23.2〜27.3%(最大136.5%)でエーフィのHPを150%として計算)
※2発以上急所に当たると耐えない


C:
・あまり

 

D:
・あまり


S:

最速70族抜き抜き

 


ペンドラーバトンから繋げるエースその3。


ここまでで対応しきれない吹き飛ばし、挑発等を受け流して逆に瞑想を積む機会を作って全抜きを狙う。

よくカプ系列(コケコ、テテフ、レヒレ)に対してZワザをされないように立ち回る前提(身代わりや分身を散らつかせながら)でペンドラーでバトンを繋げ、相手の挑発を跳ね返して瞑想をするパターンが多かった。
それらの補助技をまとめて回避出来る点では非常に評価が高かったが、ウェポンがアシストパワーしかないのである程度能力を上げないと火力が乏しい点や最近流行っている「カバマンダガルド」みたいな並びやカバ+ミミッキュが共存している構築なんかと出会すとホントに運良く躱し続けないと厳しい局面が多々発生した。
また、選出画面段階からギャラドスゲッコウガが存在している時点でメガギャラドス、激流ゲッコウガの可能性も考えなければならず、非常に頭を抱えさせられた。

以上のことから最近この枠についてはバトンに依存しない単体性能の高いポケモンに差し替えてもいいと思う。

 

 

 

 

 

【選出パターン】


ラティオスorフーディン (起点作成)

ペンドラー(バトン要員)

ジャラランガorピクシーorエーフィ(エース)

 

 

9.5割がこの選出。
あとはミラーになったりあからさまにバトン対策がされてそうな時は先発を変えたりしているが、ぶっちゃけその場で決めるからどれが正解かは分からない()

エース枠は天候や滅び等で突破を狙う構築にはジャラランガミミッキュが呪いを仕込んでそうな構築に対してはピクシー、挑発持ちや吹き飛ばしがありそうな面倒な相手が多い場合はエーフィといった感じ。
体感比率では、
(ジャラ5) : (ピクシー2) : (エーフィ3)

って感じだと思う。

 

 

 

 

 

【重いポケモンや並び】

 

S6から使い続けてもはや1000戦は超えてる中で厳しいポケモンや並びをピックアップしていこうと思う。

 

 


カバルドンミミッキュ
吹き飛ばしと呪いどっち対策すればええねん状態。どの構築よりも選出画面にこの2体が共存していることが1番頭を悩ませる。
私はどちらか片方の対策を切るしかないので分身バトンを吹き飛ばされると元も子もないのでエーフィをエースとして置くことが多いが安定しなさ過ぎて毎度泣かされていた。


・レヒレメガメタグロス
ヒレを先発に出しながら即交代でグロスを出す分身構築対処法。
麻痺が撒けないのでなす術がなく、ペンドラーを出してもアイへの怯みや思念の頭突きでボコボコにされる可能性があるので非常にキツい。


・初手のカビゴン、霊獣ランドロス
自爆、大爆発でこちらの起点を阻止して1体を強制的に崩し、ペンドラーの上から高火力で殴れるポケモンで蹴散らす展開。
選出画面からこれらのポケモンが見えた場合はそれも加味して立ち回らないとストレートで敗北する。


・カバマンダ+鋼
非常に優れた補完であらゆる展開阻止の可能性があってかなり厳しい。
この並びが見えたら99%この選出が来るので確立した対策を考えていかなければならない。


ヤミラミヌケニン
ヌケニンの突破の仕方がペンドラーの地獄突きぐらいしかなく絶望的。
素直に降参ボタンをポチィッ!!!

 

・黒い霧レヒレ
バトン構築永遠の天敵。
特に最近流行っている「ロップカグヤターン」の中にいるレヒレはHBベースでリフレクターや黒い霧Zを持っていてジャラランガでの強行突破もほぼ不可能なので勝てない。


・すり抜けシャンデラ
炎霊の複合タイプってだけでも厳しいのに身代わりも貫通されては無理。
クチートの中にいるシャンデラは貰い火の可能性もあるので諦めずに戦いましょう!
(すり抜けだったときの責任は負いません)


パルシェン
スキルリンクはどうしようもなく無理。
躱し続けることをお祈りするしかない←

 

・挑発+飛び跳ねるZギャラドス
・よく分からんポケモンからの吠える吹き飛ばし
・やたら眼の鋭い意識高すぎポケモン
対戦ありがとうございました(´;ω;`)

 

 

 

 

【戦績】

 

シーズン9

・ホモのけしん(メイン)
最高 / 最終  : 2012 / 2012

 

・TAKA(サブ)
最高 / 最終  : 2028 / 189×

 

 f:id:KuniTAKA:20180516073948j:plain

 ※S9 初2000達成時(H30.4.8 時点)

 

 

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※瞬間最高レートを撮り忘れたので次に戦績が良かった時のやつ

 

 

 

 

 

 


【全体の総括】

 

S6から通して使ってきた分身バトンでまた2000、しかも2ROMも達成出来たので構築の形としてはこれで1つの完成形として仕上がったと感じることができた。

しかし依然として苦手な相手も非常に多い上に無視出来ない存在、並びのポケモンが占めているのでまだまだこの構築の課題は残されているということもレート対戦を重ねるごとに痛感させられた。


自分も分身界隈の一員としてそれらの天敵を1体でも克服できる画期的なポケモンを開発出来るよう日々研究していきたいと思う。

 

S10からもより多くの人達からヘイトを集められるような立派な分身バトン構築を作って行けるように頑張ります!

 

 

 


最後になりますが、ここまで読んでいただきましてありがとうございました(^^)

【告知】第4回 真皇杯の宣伝

こちらは第4回真皇杯の宣伝記事になります。
 
 
 
この度  「不思議の国(Kuni)ダネおふ」は『真皇杯』の宣伝協力団体として宣伝をさせていただくことになりましたので、
ご案内させていただきます。
 
『真皇杯』はポケットモンスターの通信対戦のオフライン全国大会です。
各地のプレイヤーが全国優勝という最高位の栄誉と、
シングルバトル最強の座をかけて熱いバトルを繰り広げます。
 
第4回真皇杯の関西地区予選は以下のように行われますので、
シングルバトルの腕に自信のある方は挑戦されてみてはいかがでしょうか。
 
 
★関西地区①予選★
 
【日時】2018年6月9日(土)
【会場】大阪市東淀川区民ホール(阪急上新庄駅徒歩約15分)
【定員】200名+見学20名
 
 
★関西地区②予選★
 
【日時】2018年6月30日(土)
【会場】大阪市淀川区民センター(阪急十三駅徒歩7分)
【定員】200名程
 
 
 
また、オフ会場に行けない人でも大丈夫なオンライン大会が6月3日(日)と7月8日(日)に実施されるのでそちらもよろしくお願いします。
 
 
 
詳しくはこちらをご確認ください。
 

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全国シングルプレイヤーの頂点を目指していきましょうっ!!

【USMシーズン7構築】分身バトンの極意!?最強 ジャラランガ構築【最高2025】

皆さんお久しぶりです。Kuniです。
 
シーズン7まだ途中になりますが、自身の目標であったレート2000を達成することが出来たので一足早く離脱しようと思います。
 
 
 
TNは『ホモのけしん』で潜っていました(不穏)。
 
 
 
今回もシーズン6に引き続いてペンドラーバトンを用いた構築を使用することにしました。
そして、USMから大幅に強化を受けたジャラランガを活躍させたいというコンセプトで以下の並びになりました。
 
 
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では、簡単ではありますが順に個別解説をしていこうと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 

 

【個別解説】
 
 
 
ラティオス@草Z(ハバンの実)
 
 
 
 
 
 
性格 :おくびょう
 
 
 
特性 :ふゆう
 
 
 
実数値 :187-×-101-×-130-178
 
 
 
努力値 :252-0-4-0-0-252
 
 
 
技構成 :おきみやげ、でんじは、サイコキネシスソーラービーム(吠える)
 
 
 
 
 
H-B:
A197メガボーマンダのスキン捨て身タックル高乱数耐え(85.0~100.0%)
 
H-D:
C200カプ・テテフムーンフォース中乱数耐え(89.8~105.8%)
 
C:
157-163ドヒドイデサイコキネシスで確定2(61.1~72.6%)
155-101メガバシャーモサイコキネシスで高乱数1(98.0~116.1%)
215-136カバルドンソーラービームZ で73.4~87.4%
 
S: 最速
 
 
 
起点作り要員その1。
 
 
状況に応じて電磁波と置き土産で自主退場をしてペンドラーに繋げるのが基本です。
前期は残り2枠を吠えると光の壁で使用していたのですが、後述するもう一体の起点作り枠をドリュウズに変更してから以前までそこまで苦しくなかったカプ・レヒレドヒドイデカバルドンが非常に厳しくなったので上記の技構成となりました。
サイコキネシスは主にドヒドイデバシャーモソーラービームZはカプ・レヒレカバルドン等と対面した場合に撃ち込んでいきます。
ただ、D方面に厚いカバルドンやHP極振り以上の耐久を持っているレヒレについては1撃で落とせないのでサイコキネシス等で予め負担を掛けてからでないと処理が難しいので注意が必要。
耐久面も素早さも数値的にかなりギリギリで火力に割ける余裕が無かったので配分はこれで完成されていると思います。
構築自体サポート型だとバレやすいので相手のゲッコウガやコケコの挑発、メガボーマンダの身代わりも考慮して立ち回る必要があるので最近動かし難くなってきたが、ラティオスというポケモンの圧力は健在なのか決まるときの方が多かったのでまだまだ現役でいけると信じている…。
 
 
 
 
 
ドリュウズ@電気玉
 
 
 
 
 
 
性格 :ようき
 
 
 
特性 :かたやぶり
 
 
 
実数値 :201-157-81-63-116-154
 
 
 
努力値 :124-12-4-0-116-252
 
 
 
技構成 :†どろかけ†、がんせきふうじ、†なげつける†、つのドリル
 
 
 
 
 
H-D:
C200カプ・テテフ サイコフィールド込みサイコキネシス2耐え(1発 37.8~44.7%)
C196アーゴヨン 大文字確定耐え(80.5~95.5%)
S: 最速
 
 
 
前期ミミロップだったところを変更した新起点作り要員その2。最強イカれポケモン()
ミミロップから変更した最大の理由としては、新UB アーゴヨンの登場です。
素のミミロップを繰り出したら流星群Zで一蹴されて何も出来ないまま終わる試合が多くなってきて、悩んでいた矢先にこのポケモンにたどり着きました。
黒い霧を持っているドヒドイデ入りには苦戦を強いられるようになったが、アーゴヨンをはじめ、ラティオスでは厳しかったレヒレ以外のフェアリー全般にも対応出来るようになったので現環境では採用して正解だったと思っています。
次に技構成になりますが、このドリュウズには地震アイアンヘッドも採用しておらず、かなり奇抜な構成になっています。
採用に至っての経緯としては(ちょっと長いですw)、
 
「何が何でも最低限麻痺を撒いてペンドラーに繋げる」→「電磁波だと命中や相手の地面(特にランドロス)が不安、蛇睨みはすぐバレそう」→『じゃあ電気玉投げつければいいんだwww』
…っという発想から始まった。
そこから仮想敵全般に対して大体1発以上攻撃を受けきれそうで意外性のあるポケモンで模索した結果ドリュウズに着目しました。
 
そして、地震を採用せず敢えて泥かけを選択したのにも理由があり、このポケモンは相手を倒すことが目的ではなく、「敢えて生かしておく」ことが目的だからです。
電気玉を投げつけて、泥かけで命中を下げてペンドラーに繋げることが前提になるのでドリュウズでせっかく起点を作ったのに相手を倒してしまっては本末転倒である。
 
あとは起点回避の交代を意識して岩石封じ、後続で処理が難しそうな高耐久(主にドヒドイデ)をどうにかするためにつのドリルとしました。
 
 
ミミロップと違って見る範囲が変わったが、現環境ではなかなか使い勝手が良かったと思います。
 
 
 
 
 
ペンドラー@フィラの実
 
 
 
 
 
 
 
性格 :わんぱく
 
 
 
特性 :かそく
 
 
 
実数値 :167-120-152-×-89-135
 
 
 
努力値 :252-0-236-0-0-20
 
 
 
技構成 :じごくづき、バトンタッチ、みがわり、かげぶんしん
 
 
 
 
 
 
 
この構築の最大の軸となるポケモン
 
前述したラティオスorドリュウズから展開していくことがメインで、
 
相手が麻痺している状態なら麻痺バグが起こるまでひたすらに身代わりを押し続け、隙を見て影分身で試行回数を増やしていきます。
 
身代わりを貼れる回数はフィラの実込みで6回は最大なので、麻痺バグが起こる確率が25%と4ターンのうち1回あるという単純計算をすればほぼ確実に分身が出来るチャンスが生まれます。
 
出来るだけ多く分身も加速も積んで身代わりが残せたらあとはエースのどれか3体に繋げてオラオラするだけです。
 
そして今作から教え技として「じごくづき」を習得したことによって、1加速以上で相手のメガゲンガーを上から攻撃しつつ、バトン構築の天敵の1つである滅びの歌を封じることが可能になりました。
これによる副産物として相手のアシレーヌにも身代わり貫通の泡沫のアリア、不意の吠えるで対策をしてくるガブリアスヒードラン、吹き飛ばしではないカバルドンの前で悠々と分身することが可能になった。
 
 
単純な戦略だが、成功率は非常に高かったと思います。
 
 
 
 
 
◆ピクシー@食べ残し
 
 
 
 
 
 
 
性格 :ずぶとい
 
 
 
 
 
 
実数値 :202-×-137-115-110-81
 
 
 
努力値 :252-0-252-0-0-4
 
 
 
技構成 :アシストパワー、チャージビーム、つきのひかり、みがわり
 
 
 
 
 
ペンドラーバトンからの繋げ先その1。
 
採用理由としては主に呪いを搭載したミミッキュ対策のためです。
技構成はメインとなるアシストパワー、悪タイプに通したりミミッキュの皮を剥ぎながら能力を上げにいけるチャージビーム、あとは上がった回避で乗り切るために月の光と身代わりになりました。
前期との変更点としては、光の粉から食べ残しに変更したことによって安定した試行回数が稼げるようになりました。
 
 
 
 
 
◆エーフィ@バンジの実
 
 
 
 
 
 
性格 :ずぶとい
 
 
 
特性 :マジックミラー
 
 
 
実数値 :168-×-121-151-116-136
 
 
 
努力値 :220-0-236-4-4-44
 
 
 
技構成 :アシストパワー、あさのひざし、めいそう、みがわり
 
 
 
 
 
ペンドラーバトンからの繋げ先その2。
このポケモンを採用することで弊害となる補助技(特にカプ系統から飛んでくる挑発)を軒並み牽制できることから採用に至りました。
技構成はバトン構築であるためアシストパワーをメインとして、回復ソースとして朝の日差し、カプ系やカバルドンを起点にできる瞑想、最後に分身で繋げた際に優位に立ち回れるのと相手のZワザ透かしのために身代わりとしました。
このポケモンをエースとして使うにあたって注意になければならないのは相手の選出画面にギャラドスゲッコウガが存在したら選出を控えた方が良いでしょう。
これらも見れるように草結びかマジカルシャインを入れるのも1つの手段ですが、瞑想か身代わりのどちらかを切らなければならないので要検討枠である。
 
 
 
 
 
ジャラランガ@ノーマルZ
 
 
 
 
 
 
性格 :ようき
 
 
 
特性 :ぼうおん
 
 
 
実数値 :151-162-145-×-125-150
 
 
 
努力値 :4-252-0-0-0-252
 
 
 
技構成 :ドレインパンチ、じしん、はらだいこ、みがわり
 
 
 
ペンドラーバトンからの繋げ先その3。
 
じごくづきの効果が切れてからでも永続で音技対策ができるのがこのポケモンの強み。
そして今作から専用Zワザや教え技によって環境に追い風が吹き込んだ1匹である。
しかし、今回はそのジャラランガZではなく、ノーマルZを使用することにしました。
 
理由としては、ジャラランガZだと全体の能力が1段階上昇して確かに強化はされるが、1段階だけだと相手によっては完全に受けきられる局面が多く、ジリ貧で突破できない可能性が考えられたのでもっと手軽に爆発的な火力が確保できる腹太鼓を積み技として採用することになりました。
足りない素早さや耐久はペンドラーによる加速と影分身によって攻撃を被弾しないことで擬似的な耐久を得ることでジャラランガZよりも強力なエースを作り出すことが可能となりました。
 
身代わり+腹太鼓で消費したHPはドレインパンチで攻撃しながら回復も出来て、またA上昇後にまだZワザを消費していない状態なら腹太鼓Zを選択することで1度だけHP全回復という芸当もできるので器用な立ち回りが可能となりました。
もう一つこの型の恩恵としては、ジャラランガZ使用者が現在大半を占めていることからジャラランガが出てきた瞬間にZワザ透かしのつもりでフェアリータイプを繰り出す人が意外に多く、無償で腹太鼓を積めた機会があったので意表を突けたという意味では安定した強さでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【基本選出】
 
 
 
  +
  +
ジャラランガorピクシーorエーフィ』
 
 
 
先発はラティオスドリュウズ、レヒレ以外のフェアリーとアーゴヨンと地面タイプが初手で来そうな場合はドリュウズでそれ以外はラティオスを優先的に選出します。
 
ペンドラーは出さないと始まらないので固定枠。
 
最後のエースの選定としては、ミミッキュが呪いを持ってそうならピクシー、吹き飛ばしや挑発が重たくて悪タイプがいなければエーフィ、それ以外はジャラランガっという感じです。
 
 
とにかくペンドラーを1回でも多く影分身をして1ターンでも生存させることに努力すれば勝率が格段に上がるのでペンドラーを死ぬ気で延命させましょう(ジャラランガとは
 
 
 
 
 
 
 
 
【重たい相手】
 
 
カプ・レヒレ→挑発はまだエーフィを選出していれば対応可能だが、黒い霧は完全に無理です。
正直降参レベルなのであきらめましょう。
(ちなみにドヒドイデの場合はジャラランガで身代わりして腹太鼓すれば簡単に処理が可能)
 
ミミッキュ→依然として重いことには変わりないので、ドリュウズの圧力とピクシーで乗り切るしかないです。呪いよりも剣舞ガン積みされる方がキツい。
 
メガボーマンダ→初手から出て来た最速ボーマンダに身代わりされて逆に起点にされたことが2回あったので十分注意が必要。スキンハイボはやめろ。
 
ゲッコウガ→特に先発2体が共通して重たい上に挑発や身代わりを所持されていると終わる。特性激流も地味にキツい。
 
ギャラドス→挑発持ちが特に無理。飛行Zでもペンドラーはどうにも出来ないし、メガギャラドスでもエーフィ選出したら詰んでしまうので毎回悩まされていた。
 
パルシェン→エーフィまで繋げれたらワンチャンあるが無理すぎ。お祈りするしかありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【戦績】
 
 
USM
・シーズン7 最高 :2025 、 最終 :2003
 
 
・えりきゃんオフFinal シングル部門 4位(ドリュウズの枠はミミロップで使用)
 
 
・仲間大会 ホズラッシュ 15 / 209位(12戦 9勝3敗 1578)
 
 
 
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【総括】
 
 
今期はインフレしていたとは言え、今まで目標にしていたレート2000をようやく達成出来たので素直に嬉しかったです。
 
構築単位でも厳しいポケモンが多いにも関わらずここまで昇ってこれたのも自覚のあったポケモン達と、
Twitterで応援してくれたフォロワーさんやペンドラーバトン構築使用者の先人の知恵があったからこそだと思っています。
 
 
この構築記事を見て1人でも多くギミック構築の楽しさを理解してもらえたら嬉しいです。
 
 
今後この構築を使い続けるかは未定だが、最終的には2100という大きな目標持ってこれからも頑張ってポケモンを続けていこうと思います。
 
 
 
 
 

 

 
 
では、最後までご閲覧いただきありがとうございました。