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単体考察メモです。
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どうも久しぶりです。
今回はBONさんが主催されている「第4回 名前縛り大会」というものに参加してきました。
https://ameblo.jp/bonjukain/entry-12322787131.html
名前縛りとは一体なんぞよ?…っといいますと、(以下、コピペ)
文字カード(写真上)が「あ」~「ろ」が1枚ずつ、「わ」が2枚で45種類、
行カード(写真下)が「あ行」~「や行」の9種類の計54枚が用意されています。
一人につき
文字カード(写真上)×5枚
行カード(写真下)×1枚
を割り当てて、このブログ内で発表します。
「割り当てられたカードに記された文字が頭文字のポケモン」でパーティを作っていただき、それで対戦していただきます。
・行カードはその行のいずれかの文字が頭文字のポケモンを1匹使うことができます。
(「あ行」なら「あ」「い」「う」「え」「お」が頭文字のポケモンから1匹使用できます。)
・引いたカードの文字に濁点、半濁点をつけた頭文字のポケモンも使用可能です。
例1:「は」のカードは「バ」や「パ」が頭文字のポケモンも使用可能です。
例2:「か行」ならば「ガ」「ギ」「グ」「ゲ」「ゴ」の頭文字を持つポケモンも使用可能です。
・ポケモンの頭文字は後述の特例を除きゲーム内のポケモン図鑑の「種族名」に準拠します。
例:「ロトム」は「ウォッシュロトム」や「カットロトム」などが居ますがどのフォルムであっても「ろ」または「ら行」のカードを引いていなければ使用できません。
(但しフラットルールで使用できないポケモン:ミュウツー、ミュウ、ルギア、ホウオウ、セレビィ、カイオーガ、グラードン、レックウザ、ジラーチ、デオキシス、ディアルガ、パルキア、ギラティナ、フィオネ、マナフィ、ダークライ、シェイミ、アルセウス、ビクティニ、レシラム、ゼクロム、キュレム、ケルディオ、メロエッタ、ゲノセクト、ゼルネアス、イベルタル、ジガルデ、ディアンシー、フーパ、ボルケニオン、コスモッグ、コスモウム、ソルガレオ、ルナアーラ、ネクロズマ、マギアナ、マーシャドーは使用できません。)
・カードの引き次第でパーティの強さに圧倒的な差が出ることもあるので以下のポケモン(いわゆる「600属・準伝説」)はパーティに1匹までとさせていただきます。
フリーザー、サンダー、ファイヤー、カイリュー、ライコウ、エンテイ、スイクン、バンギラス、メタグロス、レジロック、レジアイス、レジスチル、ラティアス、ラティオス、ガブリアス、ユクシー、エムリット、アグノム、ヒードラン、レジギガス、クレセリア、サザンドラ、コバルオン、テラキオン、ビリジオン、トルネロス、ボルトロス、ランドロス、ヌメルゴン、 シルヴァディ、ジャ
ラランガ、カプ・コケコ、カプ・テテフ、カプ・ブルル、カプ・レヒレ、ウツロイド、マッシブーン、フェローチェ、デンジュモク、テッカグヤ、カミツルギ、アクジキング
・上記と同様の理由及び選択肢の固定化を防ぐためポケモンに各種メガストーンを持たせることを禁止します。(第4回からの追加ルール)
同じポケモン、道具を複数使うこともできません。
カロスマークの有無は問いません。過去作限定の技も使用可能です。
但し、以下のカードはポケモンの選択肢の幅が狭い為特例を設けます。
・統合枠
「い」→頭文字「せ」、「つ」、「ぬ」、「の」のポケモンも使用可能とします
「せ」→頭文字「い」、「つ」、「ぬ」、「の」のポケモンも使用可能とします
「つ」→頭文字「い」、「せ」、「ぬ」、「の」のポケモンも使用可能とします
「ぬ」→頭文字「い」、「せ」、「つ」、「の」のポケモンも使用可能とします
「の」→頭文字「い」、「せ」、「つ」、「の」のポケモンも使用可能とします
つまり、「い」、「せ」、「つ」、「ぬ」、「の」はそれぞれの文字が統合されたカードとお考えください。
(※第3回統合枠だった「ね」、「よ」はそれぞれネッコアラ、ヨワシが追加され選択肢が増えた為統合枠から除外しました。)
カードは基本的にランダムに分配しますが一人に「い」、「せ」、「つ」、「ぬ」、「の」が固まった場合は引きなおしを行います。
・や行
「や行」(行カード)→「やいゆえよ」として扱い、「や」、「ゆ」、「よ」の他「い」、「え」のポケモンも使用可能とします
また、偏りの緩和の為以下のポケモンには特例を設けます。 (第4回からの追加ルール)
・レジロック、レジアイス、レジスチル、レジギガス
「レジ」の次の文字を頭文字として扱います。
例:レジロック→頭文字「ろ」とします。
・カプ・コケコ、カプ・テテフ、カプ・ブルル、カプ・レヒレ
「カプ・」の次の文字を頭文字として扱います。
例:カプ・コケコ→頭文字「こ」とします。
・最初の対戦に入った時点で、使用しているパーティの内容(使用ポケモン・わざ・もちもの・PP・ステータス・フォルム)は全試合終了まです全て変更不可です。
大まかなルールはこんな感じです。
つまり大会前に事前に抽選で選ばれた文字・行カードから始まるポケモン6体でパーティ編成をするシンプルなルールです。
ただ、これがランダムでの文字になるので非常に難しく、1体を主軸で考えてもなかなか周りで補完が出来ず、パーティに穴が発生しやすい。
おまけに最後まで構築を変更出来ないので相手によって調整や技すらも変えられないのであらゆる相手を想定して組まなければならない。
しかし、相手も条件は同じなので個人の経験と力量次第になる大会だと思う。
さて、前置きが少し長くなってしまいましたがここで本題になりますが
今回使用することになった文字並びはこんな感じになりました。
「も」 「す」 「せ(い、つ、ぬ、の統合)」 「さ」 「ゆ」 「ま行」
それぞれの文字で使えそうなポケモンを列挙していきますと、
「も」・・・モロバレル、モジャンボ、モルフォン
「す」・・・スターミー、スカタンク、スイクン、ズルズキン
「せ(いつぬの統合)」・・・イーブイ、イノムー、イワパレス、ゼブライカ、ツボツボ、ツンベアー、ヌオー、ヌケニン、ヌメルゴン、ノコッチ、ノクタス
「さ」・・・サンドパン、サンダース、サンダー、サメハダー、サマヨール、サクラビス、サザンドラ、ザングース
「ゆ」・・・ユキノオー、ユキメノコ、ユクシー、ユレイドル
「ま行」 ※個人的に抜粋・・・マリルリ、マニューラ、マンムー、ママンボウ、マッギョ、マッシブーン、ミロカロス、ミミッキュ、ムクホーク、ムウマージ、メタグロス、メタモン、メガヤンマ、メテノ
これらのポケモンが有力であると思った。
そして最終的な構築としての並びがこのようになりました。
今回のメインは「サイクルも対面も出来ちゃう構築」を目指して作りました。
今までの名前縛り大会での関係上、限られた文字での構成を強いられることから1つ2つの文字から爆発力に富んだポケモン、その他起点作りなんかに1つの文字を使用して積み展開をメインとした構築が多いという傾向が高いのでその点を突いてこの辺に強い構築にしました。
ちなみに採用の順番としては、
(最初) モロバレル>スイクン>ミミッキュ>サメハダー>イノムー>ユキノオー (最後)
では、ここから個別解説に入ります。
【個別解説】
◆モロバレル@ゴツゴツメット
性格 :のんき ※S個体最遅
特性 :再生力
実数値 :219-×-134-105-103-22
努力値 :236-0-252-0-20-0
技構成 :ギガドレイン、クリアスモッグ、イカサマ、キノコのほうし
も枠。この構築で一番最初に決まった。
そしてモロバレルを採用した時点からサイクルを重視とした構築を組んでいくことが決定した。
採用理由としては、
①も枠の幅が圧倒的に狭いため優先的に抜粋
②サイクル重視にしたかった為、補完性能が高く、HP管理の容易なポケモン
③出来るだけ起点回避をしやすい
上記の理由からモロバレルが適任であると思い採用した。
役割としては、後から紹介するスイクンやサメハダーが苦手とする電気・草・フェアリータイプ受けや単純に物理技を受け流す等困ったら雑に投げていたが想像以上に活躍した。
調整はHPが再生力の回復最大効率の3n。
極力物理を全部受けたいのでBぶっぱで残りをDに回した。
ちなみに性格が呑気になっているが、6世代の頃にダブル・トリプルで使い回していた個体をイカサマを覚えさせて流用しただけなので普通に運用する際は性格 図太いで大丈夫ですw
技構成はキノコのアイデンティティでもある胞子と、タイプ一致かつ回復ソースにもなるギガドレイン、起点回避としてヘドロ爆弾ではなく積み技対策のクリアスモッグとイカサマを採用した。
光合成も入れたかったが上記の4つで完結してしまい抜く技がなかったので今回は採用を見送った。
◆スイクン@とつげきチョッキ
性格 :控えめ
特性 :プレッシャー
実数値 :183-×-136-156-137-128
努力値 :60-0-4-252-12-180
技構成 :ねっとう、こごえるかぜ、ぜったいれど、ミラーコート
す枠。参考元はこちらになります(無許可のためダメな場合はすぐに消します)→http://huyunoyuki1225.hatenablog.com/entry/2017/05/16/131638
先発に出すのに優秀なポケモンで、ボルトロスやバシャーモ、カプ・テテフ、他耐久ポケモン等を見るために採用。
Cに振り切ることで交代で出て来た相手にも想定以上の負担を掛けさせることが出来るのが強い。また、モロバレルとの補完も優れていて大体セットで選出することが多かった。
対面性能については優秀だったが耐久が薄いため今までHBに厚いスイクンを使って来た自分にとってはダメージ感覚が慣れておらず、うまく使いこなせなかった場面もあった。
◆ミミッキュ@フェアリーZ
性格 :意地っ張り
特性 :化けの皮
実数値 :151-140-125-×-126-117
努力値 :164-140-196-0-4-4
技構成 :じゃれつく、かげうち、つるぎのまい、のろい
ま行枠。参考元はこちらになります(無許可のためダメな場合はすぐに消します)→http://tiapoke.hatenablog.com/entry/2017/09/05/180128
最近流行っていたABミミッキュ。
どうしても展開を阻止出来なかった場合のためのストッパーとしてやオニゴーリにも刺せるように呪いを採用した。
はじめはHS呪い痛み分け身代わりみたいなミミッキュにしようと考えたが、耐久崩しはスイクン絡めたサイクルでなんとかなると思ったし、何よりミミッキュ特有の対面性能を活用したかったのでABミミッキュとなった。
実際に出した対戦ではほとんど3回以上は行動出来て勝利に貢献していたので正解だったと思う。
ただ、この型の仮想敵であるメガバシャやマンダがこのルールでは出場できなかったのでもう少し耐久削ってSに回せば良かった(もしやこれはシンプルにASで良かったのでは?)。
◆サメハダー@悪Z
性格 :控えめ
特性 :加速
実数値 :145-×-60-161-61-147
努力値 :0-0-0-252-4-252
技構成 :ねっとう、あくのはどう、みちづれ、まもる
さ枠。ミミッキュによる呪いで削ってからの抜きエース。また、加速した状態で上から道連れをして1:1交換も狙えるのが強そうだと思って採用。
熱湯の枠はハイドロポンプと迷ったが、命中の安定さとワンチャン火傷を引いて後ろに繋げる立ち回りも想定した上で熱湯の方に軍配が上がった。
フリーで試運転していた時は頻繁に選出していたのだが、大会中ではハマりそうな展開がなかなか無くてほとんど選出出来なかった。
◆イノムー@進化の輝石
性格 :腕白
特性 :鈍感
実数値 :207-120-140-×-85-70
努力値 :252-0-220-0-36-0
技構成 :じしん、がんせきふうじ、ステルスロック、ほえる
HB :火力アイテムなしバシャーモのフレドラ高乱数耐え、
ミミッキュのA+2 シャドクロZ+影撃ち耐え
HD :眼鏡テテフ サイコフィールド下のサイコキネシス高乱数耐え
統合枠(いせつぬよ)。
このポケモンもモロバレルと同様にスイクンとの補完が優秀なので採用。
今回統合枠として簡単に強い積み展開が出来るイーブイ対策のための展開阻止要員で吠える、相手の襷ポケモンを潰したり、スリップダメージで管理しやすいようにステルスロック、後ろのポケモンで展開しやすいように岩石封じでS操作をして、ラストは電気・毒に通りやすい地震をメインにした。
氷の礫も採用したかったが、スイクンにもユキノオーにも氷技を搭載していてさすがに牽制してくれるかなっと思って岩石封じにしたが先制技が欲しい場面が多くてこの大会を通じて改めて氷の礫(っというより先制技自体)の重要さを知りました。
◆ユキノオー@気合いの襷
性格 :おっとり
特性 :雪降らし
実数値 :165-119-85-157-105-107
努力値 :0-52-0-244-0-212
技構成 :ふぶき、エナジーボール、いわなだれ、めざめるパワー(炎)
A :岩雪崩+霰定数ダメージで交代で出てきた大体のウルガモスを落とす
S :4振り85族抜き
C :残り
ゆ枠。最後の最後まで迷いまくった。
今回予選での対戦相手として「う」と「り」枠に着目した際、真っ先に自分の構築で厳しいと判断したウルガモスとリザードン(メガ禁止)が思い浮かんだ。
これらと渡り合う場合、岩技が無いと不安なので始めはこの枠はユレイドルと悩んでいた。しかし、ユレイドルだと構築のタイプバランスや技範囲、そして特性呼び水もそこまでこの構築では活きないと判断して敢えて選出誘導枠としてユキノオーを採用した。
技構成はタイプ一致かつ高火力で押し切れるように吹雪とエナジーボールは確定とし、前述のウルガモス等への打点として岩雪崩。最後にナットレイ、ハッサムみたいな鋼も誘うのでめざめるパワー炎にした。
もちろんユキノオー自体がそこまで火力に富んでるわけでもなく、耐性も良くないので場持ちも決して良くないので気合いの襷を持たせて行動保証でほぼ必ず1回は行動出来るようにして削りを入れることを前提として使用していた。
実際にそれらのポケモンは予選で全部誘い出して貢献してくれたので悩んだ末にこのポケモンを選んで正解だったと思う。(勝敗は別としてw)
以上、上記の個体で出場しました。
★結果★
予選Aブロック :6勝2敗(予選1位通過)
決勝トーナメント :0勝2敗(最終4位)
★選出回数★
・スイクン(予選8/8、本戦2/2) 先発7回
・モロバレル(予選4/8、本戦2/2) 先発1回
・ミミッキュ(予選5/8、本戦0/2)
・サメハダー(予選1/8、本戦0/2)
・イノムー(予選2/8、本戦1/2) 先発1回
・ユキノオー(予選4/8、本戦1/2) 先発1回
★選出パターン★
・スイクン+モロバレル+ミミッキュ
これが基本選出になります。
スイクンは全部選出であとはモロバレルかミミッキュの枠を刺さってそうなポケモンに差し替えて選出するのがほとんどでした。
★総括★
過去4度この大会に出場させてもらっていますが、やはり難しいルールでした。
2,3体で構築としての軸が繋がっても残りでの補完がどうしてもうまくいかず、かゆいところに手が届かないのがこの大会での醍醐味だと思いました。
今回の予選は運も味方をしてくれた対戦も多く、6-2でなんとか予選を1位通過出来たのは嬉しかったです。
・・・っが、決勝トーナメントでの準決勝のダイスケさん戦では後ろのジャローダに怯えて初手スイクンが置きにくく、選出を読み間違えてしまって終始形勢を立て直せなかったのでプレイングとしては非常に甘かったと思う。
そして、うっすら眺めていて思ったのがどの対戦でも先発スイクンから外れた試合は全部負けているのでこのポケモンの安定感は僕自身が思っている以上に偉大なものなんだと思いました(小並)。
最終的な結果は4位と不甲斐ない戦績で終わってしまいましたが、今回も色々なポケモンを見られたし、新しい構築作りのヒントも見つけられたので非常に充実した大会でした。
最後にこの大会の運営に徹してくれたBONさん、予選・決勝トーナメントで対戦してくれた皆さん、長期間に渡り本当にお疲れ様でした。
また5回目の開催を楽しみにしています^^
これで第4回 名前縛り大会の構築記事を終わります。
最後までご閲覧いただきましてありがとうございました。